シャープの最新スマートフォン「AQUOS R9 (SH-51E)」と前モデルの「AQUOS R8 (SH-R80)」の性能について詳しく比較します。
IIJmioでは AQUOS R9が税込8万9,800円とかなりお得に購入可能です。
AQUOS R8については現在、販売終了しています。
本記事では、Antutuベンチマークスコアと「原神」のゲームプレイ性能を中心に、実機での検証結果をくわしく解説します。
現在、IIJmioがかなりお得!!
AQUOS R9 | 2025/2/3まで |
AQUOS R8 | 144,800円 | 販売終了
結論:カメラ性能で選ぶならAQUOS R9で決まり
項目 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
AnTuTuスコア | 117万9,448点 | 114万6,458点 |
価格 (IIJmio) | 89,800円 | 144,800円 | 販売終了
AQUOS R9は「前モデル R8」で指摘されていたカメラアプリの「白飛び」や「バグ」が改善され、より安定した撮影が可能になりました。
AQUOS R9のプロセッサーはSnapdragon 7+ Gen 3と8シリーズからグレードダウンしていますが、実用的な性能は維持したまま、かなり快適に使えるスマホに仕上がっています。
Antutuでベンチマークスコアを比較
項目 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
総合スコア | 1,179,448点 | 1,146,458点 |
CPUスコア | 274,831点 | 267,423点 |
GPUスコア | 487,264点 | 542,372点 |
新型のAQUOS R9が総合スコアとCPUスコアで、先代 AQUOS R8よりもわずかに優れています。
AQUOS R9は基本性能と処理速度で優れる一方、グラフィック性能ではAQUOS R8に劣ります。
原神でゲームプレイ性能を比較
設定 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
最高画質+60fps | 平均51.4FPS | 平均53FPS |
温度上昇 | 40度 | 42度 |
バッテリー消費(30分) | 14% | 11% |
実際のゲームプレイでは、両機種とも高いフレームレートを維持できています。
AQUOS R9は若干の温度上昇が見られますが、ゲームプレイに支障をきたすレベルではありません。
AQUOS R9の原神のプレイ結果をTakoStatsで計測
測定項目 | 計測値/15分間測定 |
---|---|
平均FPS | 51.4FPS |
最低FPS | 42FPS |
最高FPS | 60FPS |
人気ゲーム「原神」のプレイテストでは、AQUOS R9は最高画質設定でも画面の動きがなめらかでした。
15分間のゲームプレイであれば、戦闘シーンでもカクつきがほとんどなく、安定した動作が可能です。
Antutuスコアと原神で比較した理由
- 多くのレビュアーが原神を性能評価に使用しているため
- グラフィック処理や発熱状況を実際の使用環境で確認できるため
- Antutuのスコアとの差が実際の使用感にどう影響するか検証したいため
原神は現在のスマートフォンの性能を最大限に引き出すゲームとして知られており、実際の使用感を測る良い指標となることで有名です。Antutuスコアは「理論値
AQUOS R9とR8の違いと性能比較
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.5インチ Pro IGZO OLED (2,340×1,080) | 6.39インチ Pro IGZO OLED (2,340×1,080) |
リフレッシュレート | 1-240Hz可変 | |
本体サイズ | 高さ156×幅75×厚さ8.9mm | 高さ159×幅74×厚さ8.7mm |
重量 | 約195g | 約179g |
OS | Android 14 | Android 13 |
プロセッサー | Snapdragon 7+ Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 |
バッテリー | 5,000mAh | 4,570mAh |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB | 8GB/256GB |
メインカメラ | 約5,030万画素(F1.9)+約5,030万画素(F2.2) | 約5,030万画素(F1.9)+約1,300万画素(F2.3) |
フロントカメラ | 約5,030万画素(F2.2) | 約800万画素(F2.0) |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8/IP6X | |
おサイフケータイ | 対応 | |
充電端子 | Type-C | |
SIMスロット | nanoSIM×1+eSIM | |
5G対応バンド | n1/3/28/41/77/78/79 | |
4G対応バンド | B1/3/8/11/18/19/21/28 | |
発売日 | 2024年7月 | 2023年8月 |
IIJmio価格 | 89,800円 | 販売終了 |
項目 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
サイズ・重量
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
本体サイズ | 高さ156×幅75×厚さ8.9mm | 高さ159×幅74×厚さ8.7mm |
重量 | 約195g | 約179g |
AQUOS R9は先代 AQUOS R8と比べて高さが短く横幅がやや広くなり、全体的にコンパクトになりました。
本体重量は、画面の保護強化により若干増量しましたが、200g以下で収まっているため片手での操作性は維持されたままとなっています。
ディスプレイ
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
画面サイズ | 6.5インチ | 6.39インチ |
リフレッシュレート | 240Hz | |
最大輝度 | 2,000nit | 1,300nit |
AQUOS R9はR8より画面がやや大きくなり、明るさが大幅にアップしました。
そのため日差しの強い屋外でも見やすくなりました。
両モデルとも画面のなめらかさは同じくらいで、動画視聴や軽めのゲームであれば、かなり快適に楽しむことができます。
カメラ性能
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
メインカメラ | 5,030万画素(標準:有効画素数 約5,030万画素 CMOS F値1.9、光学式手ブレ補正+広角:有効画素数 約5030万画素 CMOS F値2.2 AF対応) | 5030万画素(標準:有効画素数 約5030万画素 CMOS F値1.9、電子式手ブレ補正+広角:有効画素数 約1300万画素 CMOS F値2.3 電子式手ブレ補正) |
インカメラ | 5,030万画素(有効画素数 約5,030万画素 CMOS F値2.2 AF対応) | 800万画素(有効画素数 約800万画素 CMOS F値2.0) |
センサーサイズ | 1/1.55インチ |
AQUOS R9は高画質な広角カメラと自撮り用のカメラを搭載し、暗い場所でも明るく綺麗な写真が撮れます。
先代AQUOS R8の画像の「白飛び」や「バグ」や手ブレ防止機能も改善され、より使いやすくなっています。
F値(絞り値)とは
F値はレンズの明るさを表す数値のこと。値が小さいほど多くの光を取り込めるため、暗所での撮影に強く、背景をぼかした写真が撮影できます。スマートフォンでは一般的にf/1.8前後が採用されています。
バッテリー容量
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,570mAh |
充電速度 | 40W |
AQUOS R9はバッテリー容量が約430mAh増加し、より長時間の使用が可能になっています。
YouTube動画連続再生時の「消費電力」を比較すると、AQUOS R9の方が省電力で動作することが確認されています。
防塵・防水性能
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
防水等級 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
防塵等級 | IP6X | IP6X |
両機種とも高い防水・防塵性能を備えており、日常的な使用における耐久性は十分確保されています。
防塵/防水の保護等級について
以下の表は、防水と防塵の保護等級をわかりやすくまとめたものです。
等級 | 防塵性能 | 防水性能 | 日常生活での例え |
---|---|---|---|
0(IPXX) | 保護なし | 普通の紙 | |
1(IPXX) | 大きな物体から保護 | 垂直の水滴から保護 | 紙袋 |
2(IPXX) | 指から保護 | 15度の傾きまでの水滴から保護 | ビニール袋 |
3(IPXX) | 工具や太い針から保護 | 60度の傾きまでの水滴から保護 | 雨をしのげるレインコート |
4(IPXX) | 細い針や虫から保護 | あらゆる方向からの水しぶきから保護 | 防水スプレーをした布 |
5(IPXX) | ほとんどの粉塵から保護 | 弱い水流から保護 | 軽い雨なら大丈夫な傘 |
6(IPXX) | 完全な粉塵保護 | 強い水流から保護 | しっかりした雨傘 |
7(IPXX) | 一時的な水没から保護 | 水中で短時間使えるウォッチ | |
8(IPXX) | 継続的な水没から保護 | 潜水用機器 |
注:IPの後の最初の数字が防塵等級、2番目の数字が防水等級を示します。
IP68は完全な粉塵保護 (6)と継続的な水没からの保護 (8)を意味し、IP67は粉塵保護 (6)と一時的な水没から保護 (7)を意味します。
プロセッサー/RAM
仕様 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
---|---|---|
プロセッサー | Snapdragon 7+ Gen 3 | Snapdra | gon 8 Gen 2
RAM | RAM | 12GB/LPDDR5XRAM 8GB/LPDDR5X |
AQUOS R9はRAMが「12GB」に増量され、マルチタスク性能が向上しています。そのためゲームや動画編集も余裕で楽しめます。
プロセッサーとは
プロセッサはスマホの頭脳のような部品で、計算や処理を行う重要な装置のことです。
RAM(Random Access Memory)とは
スマートフォンの作業スペースとなるメモリのことで、容量が大きいほど複数のアプリをスムーズに動かせます。
ROM(Read Only Memory)とは
スマートフォンのROMは写真やアプリを保存できる容量のことで、大きいほど多くのデータを入れられます。
AQUOS R9とR8の違いと共通点まとめ
機種名 | 主な違い | 共通点 |
---|---|---|
AQUOS R9 | 6.5インチ大画面、12GBメモリ搭載、5,000mAhバッテリー | おサイフケータイ、指紋・顔認証、IP68防水防塵、40W急速充電対応 |
AQUOS R8 | 6.39インチ画面、8GBメモリ搭載、4,570mAhバッテリー |
最新のAQUOS R9は画面が大きく、メモリとバッテリー容量が増えた高性能モデルです。
基本機能は先代 AQUOS R8と同じですが、写真の撮りやすさや使い勝手が大きく進化しました。
扱いやすい基本性能はそのままに、かなり完成度の高いモデルといえます。
AQUOS R9とR8を最安値で買う方法
販売元 | AQUOS R9 | AQUOS R8 |
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IIJmio 公式サイト | 税込8万9,800円 | 次回入荷未定 |
楽天モバイル 公式サイト | ||
Y!mobile 公式サイト | ||
UQモバイル 公式サイトで探す | ||
ソフトバンク 公式サイト | 12万4,560円 | |
mineo 公式サイト | 9万5,832円 | |
LINEMO 公式サイト | ||
イオンモバイル 公式サイト | ||
Amazon 公式サイト | 9万2,823円 詳細はこちら | 9万3,199円 詳細はこちら |
※価格は2024年11月時点のものになります。
AQUOS R9を最安値で購入するなら、「IIJmio」がおすすめです。
ドコモやソフトバンクと比べて約3万円も安い税込89,800円で購入可能です。
ただし、この価格でAQUOS R9を手に入れるには2つの条件があります。
1つ目は他社からのりかえ(番号持ち運び)すること、2つ目はギガプラン(月額850円~)に加入することです。
IIJmioのMNP特別価格は、「エントリーコード」での申し込みや、「過去1年」以内に同じ特典を利用した方は対象外となりますのでご注意ください。
確実に安く購入するなら、IIJmioの公式サイトから直接申し込むのが間違いないでしょう。
オンラインショップ一覧
※AQUOS R9はIIJmio店で入荷未定中となっています。
※現在、ほとんどのショップでAQUOS R8は販売終了しています。
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