2024年、手頃な価格帯で高い性能を誇るミドルレンジスマートフォン市場で、特に注目を集めていたのが AQUOS sense9と Xperia 10 VIの2機種でした。
シャープとソニー、それぞれが誇る技術力を詰め込んだこの2台には、独自の魅力が溢れています。
それぞれが持つ特長や強みは異なり、あなたのライフスタイルによって、より相性の良い機種が変わってくるでしょう。
本記事では、あなたにぴったりのスマートフォンを見つけるための、確かな判断材料をお届けします。
現在、IIJmioがかなりお得!!
AQUOS sense9 | 税込3万9,800円 |
Xperia 10 VI | 税込4万4,800円 |
AQUOS sense9とXperia 10 VIの性能比較表
項目 | AQUOS sense9 | Xperia 10 VI |
---|---|---|
ディスプレイ | 約6.1インチ Pro IGZO OLED | 約6.1インチ 有機EL |
リフレッシュレート | 240Hz | 60Hz |
本体サイズ | 高さ149×幅73×厚さ8.9mm | 高さ155×幅68×厚さ8.3mm |
重量 | 166g | 164g |
OS | Android 14 | |
SOC | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 6 Gen 1 |
プロセッサー | オクタコア | |
バッテリー | 5000mAh | |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB | |
メインカメラ | 50 | 30万画素/広角、5030万画素/超広角4800万画素/広角、800万画素/超広角 |
フロントカメラ | 3200万画素 | 800万画素 |
防水・防塵性能 | IP68 | |
おサイフケータイ | 対応 | |
顔認証 | 対応 | 非対応 |
指紋認証 | 対応 | 対応 |
イヤホンジャック | 非対応 | 3.5mmオーディオジャック |
スピーカー | ステレオスピーカー | フロントステレオスピーカー |
充電端子 | USB-C | |
SIMスロット | nanoSIM×1+eSIM | |
5G対応バンド | n1/3/28/77/78/79など | n3/28/77/78/79 |
4G対応バンド | B1/2/3/5/8など | B1/3/4/5/8など |
発売日 | 2024年11月 | 2024年7月 |
総合スコア | 58万点 | 56万点 |
IIJmio価格 IIJmio公式へ | 税込39,800円 | 税込44,800円 |
項目 | AQUOS sense9 | Xperia 10 VI |
Antutuベンチマークスコアで徹底比較
Antutu10 ver | Snapdragon 7s Gen 2 -AQUOS sense9– | Snapdragon 6 Gen 1 – Xperia 10 VI– |
---|---|---|
Total score | 580121 | 560764 |
CPU | 199441 | 144074 |
GPU | 110416 | 111975 |
Memory | 137465 | 94177 |
UX | 150799 | 197538 |
Samples | [120 tests] | [61 tests] |
- CPU:スマホ全体の処理速度を司るコア部分
- GPU:3Dゲームや画像、描画性能を表す
- Memory:RAMとROMの処理/読み書き速度
- UX(ユーザーエクスペリエンス):実際の使用感、操作性能
CPUとGPUの性能を測定する ベンチマークテストでは、AQUOS sense9が 58万点、Xperia 10 VIが 56万点を記録。
上位プロセッサーのSnapdragon 7s Gen 2を搭載するAQUOS sense9が、約2万点高いスコアを獲得しました。
両機種ともスコア的にはあまり差がないので、操作感はほとんど変わらないでしょう。
スコアは両方とも 40万点を大きく超えているので、日常使いとして十分利用可能です。
AnTuTuベンチマークスコアの早見表
AnTuTuベンチマークスコアは、スマホ性能を数値化して比較できる指標です。
2024年現在では、150万点以上が最高性能、25万点以下がサブ機向けとなり、この数値で端末の実力を判断できます。
総合スコア | GPUスコア | 動作・操作感 |
---|---|---|
150万点以上 | 60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
100万〜150万点 | 35万〜60万点 | 重いゲームも動作可能 |
50万〜100万点 | 15万〜35万点 | 軽いゲームなら問題なし |
25万〜50万点 | 5万〜15万点 | 必要最低限の動作は可能 |
25万点以下 | 5万点以下 | サブ端末機としておすすめ |
原神でゲームプレイ性能を比較
両モデルとも「原神」をプレイすることは可能ですが、最高画質でのプレイでは、多少のカクツキが出るので向いていません。

原神: 30分間のプレイ結果をTakoStatsで計測
項目 | 最高画質設定 | 平均FPS | 発熱状況 |
---|---|---|---|
AQUOS sense9 | 中画質 | 34.1FPS 戦闘中は30FPS前後で動作 | 40度 |
Xperia 10 VI | 極端なカクつきやフリーズなし | 44.1FPS39度 |
AQUOS sense9は平均34.11FPS、Xperia 10 VIは44.1FPSを記録し、発熱も40度前後と安定しています。
両モデルとも「最高画質」設定での快適なプレイは難しく、熱も持ちやすいので「中画質」での使用が良いでしょう。
Antutuスコアと原神で比較した理由
- 多くのレビュアーが原神を性能評価に使用しているため
- グラフィック処理や発熱状況を実際の使用環境で確認できるため
- Antutuのスコアとの差が実際の使用感にどう影響するか検証したいため
原神は現在のスマートフォンの性能を最大限に引き出すゲームとして知られており、実際の使用感を測る良い指標となることが比較理由になります。
AQUOS sense9とXperia 10 VIの違いと性能比較
サイズ・重量
項目 | 本体サイズ(cm) | 重さ |
---|---|---|
AQUOS sense9 | 高さ149×幅73×厚さ8.9mm | 166g |
Xperia 10 VI | 高さ155×幅68×厚さ8.3mm | 164g |
両モデルとも片手で持ちやすいコンパクトなサイズですが、Xperia 10 VIの方がやや細長い印象です。
重量はわずか2gの差で、ほぼ同じの重さで扱いやすい設計となっています。
ディスプレイ
機種名 | 画面サイズ | 解像度 |
---|---|---|
AQUOS sense9 | 6.1インチ Pro IGZO OLED | 2340×1080 |
Xperia 10 VI | 6.1インチ 有機EL | 2520×1080 |
AQUOS sense9は 1-240Hzの可変リフレッシュレートに対応し、とくにスクロール時の滑らかな動作がいい感じです。
Xperia 10 VIは画面の明るさが旧モデル (Xperia10 Ⅴ)の「1.5倍アップ」しています。
両モデルとも日差しの強い屋外でも見やすく、視認性良好です。
カメラ性能
機種名 | アウトカメラ | インカメラ |
---|---|---|
AQUOS sense9 | 50 | 30万画素/広角、5030万画素/超広角3200万画素 |
Xperia 10 VI | 4800万画素/広角、800万画素/超広角 | 800万画素 |
AQUOS sense9は「5030万画素」の高性能デュアルカメラで暗所に強く、Xperia 10 VIは「4800万画素」カメラで自然な色合いを撮影できます。
どちらも日常使いののカメラとしては十分な性能を備えています。
対応バンド

機種名 | ドコモ、楽天モバイル、ソフトバンク、au |
---|---|
AQUOS sense9 | 対応 |
Xperia 10 VI |
国内主要キャリアすべての通信バンドに対応しています。
4G LTEは各社の基幹となる周波数帯をカバーし、5GについてはSub6帯に対応。
SIMフリー版なら、各社の格安SIMでも利用可能な実用的な端末といえます。
Sub6帯とは
Sub6帯は5G通信で使われる6GHz未満の周波数帯のこと。
日本では主に3.7GHz、4.0GHz、4.5GHz帯が利用されています。高速通信と安定性を兼ね備えた実用的な通信方式です。
キャリア回線 | 4G対応バンド | 5G対応バンド |
---|---|---|
ドコモ | 1/3/19 | n78/n79 |
楽天モバイル | 3/18または26 | n77 |
ソフトバンク | 1/3/8 | n77 |
au | 1/3/18または26 | n77/n78 |
バッテリー容量
機種名 | 容量 | 充電時間 |
---|---|---|
AQUOS sense9 | 5000mAh | (36W) | 約2時間
Xperia 10 VI | 約2時間20分 (30W) |
両モデルとも5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1日以上の連続使用が可能です。
AQUOS sense9は「36W 充電」に対応し、やや充電が速い傾向にあります。
防塵・防水性能

機種名 | 防塵 | 防水 |
---|---|---|
AQUOS sense9 | IP6X | IPX8 |
Xperia 10 VI |
両モデルとも「完全防塵・防水に」対応しており、雨の日や突然の悪天候でも安心して使用できます。
防塵/防水の保護等級について
以下の表は、防水と防塵の保護等級をわかりやすくまとめたものです。
等級 | 防塵性能 | 防水性能 | 日常生活での例え |
---|---|---|---|
0(IPXX) | 保護なし | 普通の紙 | |
1(IPXX) | 大きな物体から保護 | 垂直の水滴から保護 | 紙袋 |
2(IPXX) | 指から保護 | 15度の傾きまでの水滴から保護 | ビニール袋 |
3(IPXX) | 工具や太い針から保護 | 60度の傾きまでの水滴から保護 | 雨をしのげるレインコート |
4(IPXX) | 細い針や虫から保護 | あらゆる方向からの水しぶきから保護 | 防水スプレーをした布 |
5(IPXX) | ほとんどの粉塵から保護 | 弱い水流から保護 | 軽い雨なら大丈夫な傘 |
6(IPXX) | 完全な粉塵保護 | 強い水流から保護 | しっかりした雨傘 |
7(IPXX) | 一時的な水没から保護 | 水中で短時間使えるウォッチ | |
8(IPXX) | 継続的な水没から保護 | 潜水用機器 |
注:IPの後の最初の数字が防塵等級、2番目の数字が防水等級を示します。

IP68は完全な粉塵保護 (6)と継続的な水没からの保護 (8)を意味し、IP67は粉塵保護 (6)と一時的な水没から保護 (7)を意味します。
SOC/RAM


項目 | SOC | RAM | ストレージ |
---|---|---|---|
AQUOS sense9 | Snapdragon 7s Gen 2 | 6GB | 128GB |
Xperia 10 VI | Snapdragon 6 Gen 1 |
両モデルとも「SOC」と「RAM」においてはほぼ同じ性能になります。
SOC(System on a Chip)とは
スマートフォンやタブレットの心臓部ともいえるチップのこと。複数の機能を一つのチップに集約したものを指します。CPUはデバイスの「脳」として機能し、SoCはそれを含む「身体全体」の役割を担っています。
RAM(Random Access Memory)とは
スマートフォンの作業スペースとなるメモリのことで、容量が大きいほど複数のアプリをスムーズに動かせます。
両機種の違いと共通点まとめ
機種名 | 両モデルの違い | 共通点 |
---|---|---|
(8GB/ 256GB) | AQUOS sense9240Hz対応、高性能CPU、顔認証対応 | 5G対応、おサイフケータイ、防水防塵対応、指紋認証対応、5000mAhバッテリー、ステレオスピーカー |
(6GB/ 128GB) | Xperia 10 VI細身デザイン、3.5mmオーディオジャック |
AQUOS sense9は顔認証に対応し、より便利なロック解除が可能です。
Xperia 10 VIは3.5mmオーディオジャックを搭載しており、お気に入りの有線イヤホンをそのまま使えます。
AQUOS sense9とXperia 10 VI はどっちがおすすめ?
AQUOS sense9の 240Hz駆動はアプリの切り替えやスクロールがとにかくヌルヌル。おまけに完全防水防塵の米軍MIL規格。
価格も「4万円以下」とお手頃で、タフさと使いやすさを求める方にはまさにピッタリな一台と言えるでしょう。
もし動画や音楽をよく聴く方でお気に入りの有線イヤホンがあるなら、Xperia 10 VIを検討してみると良いかも。
- 最新機種が欲しい→ AQUOS sense9
- 小型で軽量なスマホが欲しい
→ Xperia 10 VI - ヌルヌルな操作感を体感したい
→ AQUOS sense9 - できるだけ安くスマホを購入したい
→ AQUOS sense9
各サイトの販売価格まとめ
販売元 | ![]() ![]() AQUOS sense9 | ![]() ![]() Xperia 10 VI |
---|---|---|
IIJmio公式へ | IIJmio税込3万9,800円 | 税込4万4,800円 |
公式サイト | 楽天モバイル||
公式サイト | Y!mobile5万9,800円 | |
公式サイト | UQモバイル5万9,400円 | 6万9,300円 |
公式サイト | ソフトバンク6万9,840円 | 6万9,120円 |
公式サイト | mineo5万7,024円 | 6万8,640円 |
公式サイト | LINEMO||
公式サイト | イオンモバイル5万5,880円 | |
公式サイト | Amazon6万5,230円 詳細はこちら | 6万9,300円 詳細はこちら |
※価格は2025年2月時点のものになります。
オンラインショップ一覧
[期間限定] のりかえ価格 2025/ 6/ 2まで
※売り切れ次第終了
IIJmioの目玉セールはこちら▼
①moto g24: 110円
②arrows We2 Plus M06
[12GB/256GB]: 2万4,800円
③AQUOS sense9
[6GB/128GB]: 3万9,800円
品切れになる可能性があるので
申し込みはお早めに。
公式サイト:https://www.iijmio.jp
コメント