2万円以下の価格帯で注目を集めているのがXiaomiの Redmi 14CとMotorolaの moto g24です。
どちらもMediaTek製のプロセッサーを搭載し、大容量バッテリーを備えた魅力的なエントリーモデルです。
本記事では、実機での使用感とベンチマークスコアに基づいて、2機種の性能を徹底比較していきます。
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Redmi 14C | 税込1,980円 |
moto g24 | 税込110円 |
Redmi 14Cとmoto g24の性能比較表
項目 | Redmi 14C | moto g24 |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.88インチ LCD | 6.6インチ LCD |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
本体サイズ | 高さ17.19×幅7.78×厚さ0.82cm | 高さ16.35×幅7.45×厚さ0.80cm |
重量 | 204.8g | 181g |
OS | HyperOS (Android 14) | Android 14 |
SoC | Helio G81-Ultra | MediaTek | Helio G85
プロセッサー | オクタコア | |
バッテリー | 5160mAh | 5000mAh |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB | 8GB/128GB |
メインカメラ | 5000万画素 | |
フロントカメラ | 1300万画素 | 800万画素 |
防水・防塵性能 | IP52 | |
おサイフケータイ | 非対応 | |
充電端子 | Type-C | |
SIMスロット | nanoSIM×2 | |
5G対応バンド | 非対応 | |
4G対応バンド | 18バンド | 14バンド |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
発売日 | 2024年10月 | 2024年3月 |
総合スコア | 26万2,145 | 26万5,219 |
IIJmio価格 | 税込1,980円 公式サイト | 税込110円 公式サイト |
項目 | Redmi 14C | moto g24 |
Antutuでベンチマークスコアを比較
Antutu10 ver | MediaTek Helio G81-Ultra –Redmi 14C– | MediaTek Helio G85 -moto g24- |
---|---|---|
Total score | 260675 | 265219 |
CPU | 85890 | 77163 |
GPU | 38010 | 41212 |
Memory | 73271 | 64027 |
UX | 66204 | 75795 |
Samples | [9 tests] | [107 tests] |
- CPU:スマホ全体の処理速度を司るコア部分
- GPU:3Dゲームや画像、描画性能を表す
- Memory:RAMとROMの処理/読み書き速度
- UX(ユーザーエクスペリエンス):実際の使用感、操作性能
ベンチマークスコアでみると、どちらも総合スコア26万点台の性能です。
なので両モデルとも「サブ機」向けの端末と言えるでしょう。
個人的には、この価格帯で考えるとスコア44万点台の Redmi 12 5Gがオススメです。
Redmi 12 5Gについては「Xiaomi Redmi 14CとRedmi 12 5Gを完全比較」の記事でわかりやすく比較して書いていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

AnTuTuベンチマークスコアの早見表
AnTuTuベンチマークスコアは、スマホ性能を数値化して比較できる指標です。
2024年現在では、150万点以上が最高性能、25万点以下がサブ機向けとなり、この数値で端末の実力を判断できます。
総合スコア | GPUスコア | 動作・操作感 |
---|---|---|
150万点以上 | 60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
100万〜150万点 | 35万〜60万点 | 重いゲームも動作可能 |
50万〜100万点 | 15万〜35万点 | 軽いゲームなら問題なし |
25万〜50万点 | 5万〜15万点 | 必要最低限の動作は可能 |
25万点以下 | 5万点以下 | サブ端末機としておすすめ |
両モデルの「原神」のプレイ結果を TakoStatsで計測
エントリーモデルの2機種ですが、実際のゲームプレイではどのような違いが出るのでしょうか。人気ゲーム「原神」で検証したことについて以下でご紹介します。
原神のプレイ結果をTakoStatsで計測

項目 | 最高画質設定 | 平均FPS | 発熱状況 |
---|---|---|---|
Redmi 14C | 低画質 | 24fps | 37度 |
moto g24 | 25fps | 38度 |
両モデルとも最低画質で「30fps」を下回っています。重めのゲームをするには不向きなモデルのようです。

両機種ともエントリーモデルなので仕方ないですね…。
Antutuスコアと原神で比較した理由
- 多くのレビュアーが原神を性能評価に使用しているため
- グラフィック処理や発熱状況を実際の使用環境で確認できるため
- Antutuのスコアとの差が実際の使用感にどう影響するか検証したいため
原神は現在のスマートフォンの性能を最大限に引き出すゲームとして知られており、実際の使用感を測る良い指標となることが比較理由になります。
Redmi 14Cとmoto g24の違いと性能比較
サイズ・重量
項目 | 本体サイズ(cm) | 重さ |
---|---|---|
Redmi 14C | 高さ17.19×幅7.78×厚さ0.82 | 204.8g |
moto g24 | 高さ16.35×幅7.45×厚さ0.80 | 181g |
moto g24の方がコンパクトで軽量です。
Redmi 14Cは6.88インチの大画面ディスプレイを採用している分、本体が大きい設計となっています。
ディスプレイ
機種名 | 画面サイズ | 解像度 |
---|---|---|
Redmi 14C | 6.88インチ | 1640×720 |
moto g24 | 6.6インチ | 1612×720 |
Redmi 14Cはより大きな画面と、120Hzのリフレッシュレートを採用しています。
両モデルとも解像度はHD+相当で、この価格帯としては標準的な仕様となっています。
カメラ性能
機種名 | アウトカメラ | インカメラ | 特長 |
---|---|---|---|
Redmi 14C | 5000万画素、F値1.8 | 1300万画素 F値2.0 | AIカメラ機能搭載 |
moto g24 | 800万画素 F値2.0 | マクロレンズ搭載 200万画素 F値2.4 |
メインカメラは両機種とも 5000万画素でF値1.8レンズを搭載。
F値(絞り値)とは
F値はレンズの明るさを表す数値のこと。値が小さいほど多くの光を取り込めるため、暗所での撮影に強く、背景をぼかした写真が撮影できます。スマートフォンでは一般的にf/1.8前後が採用されています。
動画は 1080p/30fpsまで対応。インカメラはRedmi 14Cが1300万画素、moto g24は800万画素になります。
moto g24は電子式手振れ補正が搭載されており、ブレを抑えた動画を撮影可能です。
バッテリー容量
機種名 | 容量 | 充電速度 | 充電時間 |
---|---|---|---|
Redmi 14C | 5160mAh | 急速充電対応 | 18W2時間18分 |
moto g24 | 5000mAh | 15W | 1時間47分 |
Redmi 14Cは 5160mAhで18W急速充電対応、moto g24は 5000mAhで15W充電に対応しています。
両モデルともバッテリーが大容量なので「1日~2日」以上使えます。
充電時間は約30分、moto g24の方が早く完了します。
防塵・防水性能


項目 | 防塵 | 防水 |
---|---|---|
Redmi 14C | IP5X ほとんどの粉塵から保護 | IPX2 15度の傾きまでの水滴から保護 |
moto g24 |
両機種ともIP52相当の防塵・防水性能を搭載しています。
水しぶきやほとんどの粉塵から本体を保護できますが、水中での使用だけは必ず避けるようにしてください。
防塵/防水の保護等級について
以下の表は、防水と防塵の保護等級をわかりやすくまとめたものです。
等級 | 防塵性能 | 防水性能 | 日常生活での例え |
---|---|---|---|
0(IPXX) | 保護なし | 普通の紙 | |
1(IPXX) | 大きな物体から保護 | 垂直の水滴から保護 | 紙袋 |
2(IPXX) | 指から保護 | 15度の傾きまでの水滴から保護 | ビニール袋 |
3(IPXX) | 工具や太い針から保護 | 60度の傾きまでの水滴から保護 | 雨をしのげるレインコート |
4(IPXX) | 細い針や虫から保護 | あらゆる方向からの水しぶきから保護 | 防水スプレーをした布 |
5(IPXX) | ほとんどの粉塵から保護 | 弱い水流から保護 | 軽い雨なら大丈夫な傘 |
6(IPXX) | 完全な粉塵保護 | 強い水流から保護 | しっかりした雨傘 |
7(IPXX) | 一時的な水没から保護 | 水中で短時間使えるウォッチ | |
8(IPXX) | 継続的な水没から保護 | 潜水用機器 |
注:IPの後の最初の数字が防塵等級、2番目の数字が防水等級を示します。



IP68は完全な粉塵保護 (6)と継続的な水没からの保護 (8)を意味し、IP67は粉塵保護 (6)と一時的な水没から保護 (7)を意味します。
SOC/RAM


項目 | SOC | RAM/ROM | ストレージ |
---|---|---|---|
Redmi 14C | MediaTek Helio G81 | 4GB/128GB | 128GB |
moto g24 | MediaTek Helio G85 | 8GB/128GB |
Redmi 14Cとmoto g24は同じMediaTekシリーズを搭載し、基本性能は同等です。
大きな違いは RAM容量で moto g24は「8GB」あり、複数アプリの同時使用に優れています。
SOC(System on a Chip)とは
スマートフォンやタブレットの心臓部ともいえるチップのこと。複数の機能を一つのチップに集約したものを指します。CPUはデバイスの「脳」として機能し、SoCはそれを含む「身体全体」の役割を担っています。
RAM(Random Access Memory)とは
スマートフォンの作業スペースとなるメモリのことで、容量が大きいほど複数のアプリをスムーズに動かせます。
Redmi 14CとMoto g24の違いと共通点まとめ
機種名 | 両モデルの違い | 共通点 |
---|---|---|
Redmi 14C | 120Hz画面、大容量バッテリー、Redmi 12Cと同等 | MediaTekプロセッサー搭載、5000万画素カメラ搭載、IP52、おサイフケータイ非対応 |
moto g24 | 大容量RAM、LDAC対応、手振れ補正対応、ステレオ |
LDAC対応とは
LDACはソニー開発の高音質Bluetoothコーデックのこと。通常のBluetoothより約3倍の情報量を送れるため、ハイレゾ音源をワイヤレスで高音質再生できます。
Redmi 14Cとmoto g24 はどっちがおすすめ?
動画や音楽をよく楽しむなら moto g24が良いでしょう。
同価格帯のスマホにはないステレオスピーカー搭載で、迫力ある音響体験が味わえます。
基本性能もしっかりしているので、日常使いでもきっと満足いただけるはずです。
ちなみに両モデルとも 5Gやおサイフケータイ、eSIMには非対応ですのでご注意ください。
音質にこだわりがなければシンプルで使いやすい Redmi 14Cを選択肢として検討してもいいかもしれません。
- 最新機種が欲しい→ Redmi 14C
- 小型で軽量なスマホが欲しい
→ moto g24 - 高音質なステレオタイプが良い
→ moto g24 - できるだけ安くスマホを購入したい
→ moto g24
ちなみに個人的には、この価格帯で考えるとスコア44万点台の Redmi 12 5Gがオススメです。
Redmi 12 5Gについては「Xiaomi Redmi 14CとRedmi 12 5Gを完全比較」の記事でわかりやすく比較して書いていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。


Redmi 14Cとmoto g24を最安値で買う方法
販売元 | ![]() ![]() Redmi 14C | ![]() ![]() moto g24 |
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IIJmio公式 | IIJmio1, | 980円2025年2月3日まで | 110円
公式サイト | 楽天モバイル||
公式サイト | Y!mobile||
公式サイト | UQモバイル||
公式サイト | ソフトバンク2万1,984円 | |
公式サイト | mineo1万7,952円 | 1万9,800円 |
公式サイト | LINEMO||
公式サイト | イオンモバイル2万680円 | |
公式サイト | Amazon1万7,980円 詳細はこちら | 1万8,909円 詳細はこちら |
オンラインショップ一覧
[期間限定] のりかえ価格 2025/ 6/ 2まで
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IIJmioの目玉セールはこちら▼
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[12GB/256GB]: 2万4,800円
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