2024年3月に発売された Nothing Phone (2a) と2024年5月に発売された Redmi Note 13 Pro+ 5G は、どちらもミドルレンジのスマートフォンとして注目を集めています。
両モデルとも MediaTek 社製のプロセッサーを搭載し、6.7インチクラスの大画面ディスプレイを採用。
とくに注目すべきは、IIJmioでの販売価格が両モデルとも 税込34,800円 という破格の値段で購入できる点です。
本記事では、Antutuベンチマークスコアやゲーム性能の検証結果をもとに、両モデルの違いを徹底的に比較します。
現在、IIJmioがかなりお得!!
1,000台限定 | Nothing Phone (2a)|
Redmi Note 13 Pro+ 5G |
結論:総合的に見るとRedmi Note 13 Pro+ 5G
機種名 | 使用用途 | おすすめポイント |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) 1,000台限定 | 普段使い、カメラ撮影、動画視聴 | 独自デザイン、快適な基本性能、コスパ良好 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 高性能カメラ、120W急速充電、IP68防水 |
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは高性能カメラと爆速充電 (19分で満充電)が強みです。
Nothing Phone (2a)は光るデザインと、190gのコンパクトなところが良い感じ。
「超急速充電」と「完全防塵防水」に魅力を感じる方は、Redmi Note 13 Pro+ 5Gが間違いなくオススメです。
Antutuでベンチマークスコアを比較
機種名 | CPU | GPU | 総合スコア |
---|---|---|---|
Nothing Phone (2a) | 22.1万点 | 15.8万点 | 69.7万点 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 22.8万点 | 16.9万 | 点73万点 |
Redmi Note 13 Pro+ 5GはAntutuスコアで「73万点」と、Nothing Phone (2a)の「70万点」を上回りました。ただし、どちらも実際の使用では体感差はほとんどありません。
AnTuTuベンチマークスコアの早見表
AnTuTuベンチマークスコアは、スマホ性能を数値化して比較できる指標です。
2024年現在では、150万点以上が最高性能、25万点以下がサブ機向けとなり、この数値で端末の実力を判断できます。
総合スコア | GPUスコア | 動作・操作感 |
---|---|---|
150万点以上 | 60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
100万〜150万点 | 35万〜60万点 | 重いゲームも動作可能 |
50万〜100万点 | 15万〜35万点 | 軽いゲームなら問題なし |
25万〜50万点 | 5万〜15万点 | 必要最低限の動作は可能 |
25万点以下 | 5万点以下 | サブ端末機としておすすめ |
原神でゲームプレイ性能を比較
ゲーム・アプリの動作の違いを具体的に見るため、人気ゲーム「原神」での動作を検証しました。
原神のプレイ結果をTakoStatsで計測
項目 | 最高画質設定 | 平均FPS | 発熱状況 |
---|---|---|---|
Nothing Phone (2a) | 低画質、60fps 低画質なら特に処理落ちの心配なし | 41fps | 39度 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 中画質、60fps 暇つぶしで10分ぐらい遊ぶ程度なら問題なし | 42.8fps | 42度 最高画質でプレイ時 |
原神の動作テストでは、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは中画質で約43FPS、Nothing Phone (2a)は低画質で約41FPS。
両モデルとも発熱は40度前後で、「10-15分」程度のプレイなら問題ありません。
なぜAntutuスコアと原神で性能比較したのか
Antutuスコアと原神で比較した理由
- 多くのレビュアーが原神を性能評価に使用しているため
- グラフィック処理や発熱状況を実際の使用環境で確認できるため
- Antutuのスコアとの差が実際の使用感にどう影響するか検証したいため
原神は現在のスマートフォンの性能を最大限に引き出すゲームとして知られており、実際の使用感を測る良い指標となることで有名です。Antutuスコアは「理論値
Nothing Phone (2a)とRedmi Note 13 Pro+ 5Gの違いと性能比較
両モデルはミドルレンジながら、それぞれ特徴的な機能を備えています。両モデルの違いと性能比較については以下をご覧ください。。
項目 | Nothing Phone (2a) | Redmi Note 13 Pro+ 5G |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ AMOLED | 6.67インチ AMOLED |
リフレッシュレート | 120Hz | |
本体サイズ | 高さ161.74×幅76.32×厚さ8.55mm | 高さ161.4×幅74.2×厚さ8.9mm |
重量 | 190g | 204.5g |
OS | Nothing OS 2.5 (Android 14) | Android 14 (HyperOS) |
SOC | Dimensity 7200 Pro | Dimensity 7200-Ultra |
プロセッサー | 最大2.8GHz | |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh 爆速充電 |
メモリ/ストレージ | 8GB/128GB | 8GB/256GB |
メインカメラ | 5000万画素+5000万画素 | 2億画素+800万画素+200万画素 |
フロントカメラ | 3200万画素 | 1600万画素 |
防水・防塵性能 | IP54 | IP68 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
充電端子 | Type-C | |
SIMスロット | デュアルSIM | |
5G対応バンド | n1/3/28/41/77/78など | n1/3/5/7/8/20/28など |
4G対応バンド | B1/3/8/18/19/26など | B1/2/3/4/5/7/8など |
発売日 | 2024年3月 | 2024年5月 |
総合スコア | 69.7万点 | 73万点 |
IIJmio価格 | 税込34,800円 | 税込34,800円 |
サイズ・重量
項目 | 本体サイズ(cm) | 重さ |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | 高さ161.74×幅76.32×厚さ8.55mm | 190g |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 高さ161.4×幅74.2×厚さ8.9mm | 204.5g |
Nothing Phone (2a)は190gの薄型で、スケルトンデザインやレトロな雰囲気が特長。とくにブラックモデルはメカメカしい見た目が印象的です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは205gとやや重めで若干厚みがありますが、グリップ感に優れています。
ディスプレイ
機種名 | 画面サイズ | 解像度 |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | 6.7インチ | 1084×2412 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 6.67インチ | 2712×1220 |
両機種とも「6.7インチ」前後のAMOLEDディスプレイを採用。Redmi Note 13 Pro+ 5Gの方が解像度が高く、より鮮明な映像を楽しめます。
基本的な画質は両モデルとも高品質です。
カメラ性能
機種名 | カメラ | 特長 |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | デュアル5000万画素 | バランスの取れた画質 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | トリプル最大2億画素 | 高解像度撮影が可能 |
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは200MP/ 2億画素の高性能カメラで、4倍ズームまで高画質に撮影可能です。
Nothing Phone (2a)は50MPのデュアルカメラで、日常撮影をバランスよく撮影できます。
ちなみにどちらも手ブレ補正付きです。
バッテリー容量
機種名 | 容量 | 充電時間 |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | 5000mAh | 45W約70分 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 約19分(120W) 爆速充電 |
バッテリー容量は同じ5000mAhですが、充電速度はRedmi Note 13 Pro+ 5Gが「約19分」で爆速充電可能です。
Nothing Phone (2a)の充電時間と比べると、Redmiの方が3倍以上速く充電できます。
防塵・防水性能
機種名 | 防塵 | 防水 |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | IP5X ほとんどの粉塵から保護 | IPX4 あらゆる方向からの水しぶきから保護 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | IP6X 完全な粉塵保護 | IPX8 継続的な水没から保護 |
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは「IP68」で完全な防水・防塵性能を備え、水没にも耐えます。
Nothing Phone (2a)は「IP54」で水しぶきからの保護のみ。防塵防水性能では、Redmiが大きく上回ります。
防塵/防水の保護等級について
以下の表は、防水と防塵の保護等級をわかりやすくまとめたものです。
等級 | 防塵性能 | 防水性能 | 日常生活での例え |
---|---|---|---|
0(IPXX) | 保護なし | 普通の紙 | |
1(IPXX) | 大きな物体から保護 | 垂直の水滴から保護 | 紙袋 |
2(IPXX) | 指から保護 | 15度の傾きまでの水滴から保護 | ビニール袋 |
3(IPXX) | 工具や太い針から保護 | 60度の傾きまでの水滴から保護 | 雨をしのげるレインコート |
4(IPXX) | 細い針や虫から保護 | あらゆる方向からの水しぶきから保護 | 防水スプレーをした布 |
5(IPXX) | ほとんどの粉塵から保護 | 弱い水流から保護 | 軽い雨なら大丈夫な傘 |
6(IPXX) | 完全な粉塵保護 | 強い水流から保護 | しっかりした雨傘 |
7(IPXX) | 一時的な水没から保護 | 水中で短時間使えるウォッチ | |
8(IPXX) | 継続的な水没から保護 | 潜水用機器 |
注:IPの後の最初の数字が防塵等級、2番目の数字が防水等級を示します。
IP68は完全な粉塵保護 (6)と継続的な水没からの保護 (8)を意味し、IP67は粉塵保護 (6)と一時的な水没から保護 (7)を意味します。
プロセッサー/RAM
項目 | プロセッサー | RAM/ROM | CPUスコア |
---|---|---|---|
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 8GB/128GB | 22.1万点 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 8GB/256GB | 22.8万点 |
両機種のプロセッサーはDimensity 7200シリーズになります。両モデルとも同じクラスのCPUスコアになりますので、性能差はほとんどありません。
プロセッサーとは
プロセッサはスマホの頭脳のような部品で、計算や処理を行う重要な装置のことです。
RAM(Random Access Memory)とは
スマートフォンの作業スペースとなるメモリのことで、容量が大きいほど複数のアプリをスムーズに動かせます。
ROM(Read Only Memory)とは
スマートフォンのROMは写真やアプリを保存できる容量のことで、大きいほど多くのデータを入れられます。
両モデルの違いと共通点まとめ
機種名 | 両モデルの違い | 共通点 |
---|---|---|
Nothing Phone (2a) | Glyph Interface搭載、軽量デザイン、スケルトンデザイン、 1000台限定販売 | 5000mAhバッテリー、 120Hz AMOLED、MediaTekプロセッサー、手振れ補正搭載、おサイフケータイ |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 2億画素カメラ、120Wの爆速充電可能 |
Nothing Phone (2a)とRedmi Note 13 Pro+ 5Gを最安値で買う方法
販売元 | Nothing Phone (2a) 1,000台限定 | Redmi Note 13 Pro+ 5G |
---|---|---|
IIJmio | 税込3万4,800円 | |
楽天モバイル | ||
Y!mobile | 5万9,800円 | |
UQモバイル | ||
ソフトバンク | ||
mineo | 5万5,440円 | |
LINEMO | ||
イオンモバイル | 5万9,180円 | |
Amazon | 詳細はこちら | 4万9,800円詳細はこちら | 5万4,449円
IIJmioでのりかえ(MNP)なら、両機種とも税込34,800円で購入可能です。
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